• 2021.06.18

経済産業省では、終活にかかわるひとつの報告書が出されています。

『安心と信頼のある「ライフエンディング・ステージ』の創出に向けて」という報告書では
いわば生前案内人の存在が重要となるという考えから
終活では、さまざまな事柄を、長期的にかつ総合的にサポートするために
どのようにすればよいかがまとめられています。

・ライフプラン
・価値観
・宗教観
・資産状況
・家族の状況
・相続の問題
・個人の遺志

このように、その人を取り巻く状況というのは、まさに十人十色です。
ご本人の立場になって、じっくりと話を聞くことができる立場は
はっきりとは確立されていませんが
私たちもそこに含まれる存在だと考えております。

近年では、家族のかたちがどんどん多様化しています。
相談したくても、子供は離れたところにいて
会うのは年に数回程度というケースもあることでしょう。

そういった意味において、これから迎える超高齢化社会では
あらたな「担い手」は重要となるはずです。
きっとご相談される方にとっても、心強いことでしょう。

通夜や葬儀、相続の手続き、保険の手続きなど
遺族がおこなうべきことがらは、あまりにも多いからです。

人生の最後にむけての活動として「終活」という言葉が浸透しています。
それはつまり「生前準備」ともいいます。
人生の晩年期になって「最期」までの期間を
どのように過ごすかは、とても大きなテーマであり、イベントだといえます。

自分のために、自分の最後の人生設計を行うというのが第一の目的です。
それが、ひいては残された家族のためにもなっていきます。

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